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2011年5月 6日 (金)

御衣黄(ぎょいこう)

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2011年5月1日曇り

奈良市春日大社の萬葉植物園。入り口の前で、「よいこ桜が見頃です。」と聞こえる。うーん、実は 御衣黄(ぎょいこう)桜が見頃と言っているのを聞き違えていた。

御衣黄(ぎょいこう)

「鬱金(うこん)」と共に2種類ある緑の桜の一つ。大島桜の系統の八重桜で花の中心から赤い筋が花びらに入り、ピンク色に染まって、花の形のまま散り落ちる。天皇陛下がお召しになられる衣装「衣黄(いこう)」から名がつくほど昔から日本にある桜。

桜は「山桜」、「染井吉野」、八重桜、しだれ桜しか知らなかったけど、こんな上品な名前の桜があるものだ。

日を改めて訪れた長谷寺(奈良)、鞍馬寺(京都)でも、見ることができた。

Wikipediaによると

「江戸時代に京都仁和寺で栽培されたのがはじまり。貴族の衣服の萌黄色に近いためとある」

萬葉植物園では、係員の方が丁寧に説明してくれた。桜の木は、木と木の間を7m以上離して植えないと、成長が妨げられて、枯れたり、いい花芽をつけないそうだ。なるほど。川辺の岩屋公園には3本のしだれ桜があり、今年は花が少なかったけど、肥料が少ないだけではなく、桜の木と木の間が近すぎるのも悪いことのようだ。

2009年10月13日 (火)

テンナンショウ

10月12日月曜日

新湯入り口から新燃岳、獅子戸岳の鞍部に向かう林道沿いで見かけた花。先週、行った高千穂河原、矢岳、竜王山のルートでも見かけた。今回、途中、出会った人から、花の名前を聞かれて知りませんと返事して、気になって調べてみた。大工園 認著「霧島の花ごよみ」(南日本新聞社)によると、「5月から6月上旬に開花するサトイモ科のツクシヒトツバテンナンショウ」のようである。

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茎は、蒟蒻芋にもどことなく 似ている。赤黒い色をした実の部分は不気味。

よく似た種類に「マムシグサ(蝮草)」があり、「塊茎」から漢方薬の「半夏(ハンゲ)」が抽出されるようである。

半夏厚朴湯、六君子湯、小青竜湯に含まれる「半夏」の名前は、夏至から11日目(7月2日頃)の「半夏」に生えるので、そう呼んだらしい。(「生薬単」NTS社)

2009年10月 5日 (月)

ミカエリソウ

10月4日日曜日晴れ

山登りの師匠 D先輩のお友達のブログで、紹介されてた「ミカエソウ」を見に、一人、初めての矢岳(1131m)に登り 山頂付近に群生する「ミカエリソウ」に出会った。

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「ミカエリソウ」は「見返草」:振り返ってみるほど美しいからその名がついたそうです。

江戸時代の浮世絵師 菱川師宣の「見返り美人画」は有名であるが、「見返草」は最近、初めて知った。

大工園 認著「霧島の花ごよみ」(南日本新聞社)によると、

「オオマルバノテンニンソウ」(しそ科):別名 「ミカエリソウ」とある。

口に出して「オオマルバノテンニンソウ」と話しても

わかりにくいが 漢字で書くと「大丸葉の天人草」。

「大丸葉」は丸型の大きな葉が名前の由来のようである。

「天人(てんにん)」は天上界の人。都の人。

最近、ひらがなや カタカナの地名が増えているが、「意味」を表記する漢字の大事さを考えさせられた。

私が ミカエリソウを「見返草」の名前にふさわしく感じたかは?

2009年4月20日 (月)

椎八重公園

宮崎県三股町の「シャクナゲの森」に向かう途中に 椎八重(しいばえ)公園があり、満開のつつじの花を満喫した。

4.6haの園内に6万本のクルメツツジが植えてあり、その花の見事さに驚きました。

http://www.town.mimata.lg.jp/index.php?contents_id=00068

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訪れる観光客が多く、私たちが帰る頃は道路は渋滞してました。

しゃくなげの森(続)

http://www.bonchi.jp/syakunage/why.html

しゃくなげの森を作ったのは、池辺紀典・久美子夫妻だそうですが、ここまで花を育てるには、温度、湿度、日照度など相当苦労があったと思う。

園内には、久美子夫人が62歳でネパールにしゃくなげを求めてトレッキングに行った新聞記事が掲示されていて、熱意に驚かされた。

http://plaza.rakuten.co.jp/syakunagenomori/diary/200807230000/

庭園は6ヘクタールと広く、高低差があり、全体を見て歩くには一緒に行った82歳の母にはきつそうであった。それでも、この季節しか見れない花 500種類、3万本を見れて 満足そうであった。

ミツバツツジは霧島の新湯から新燃岳、獅子戸岳にかけてだけ見れるのかと思ってましたが、たくさん開花していてびっくりしました。園の職員の方によると三股町の山では珍しくないそうです。

http://shibaryo.synapse-blog.jp/shibaryo/2008/05/post-fd7e.html

シャクナゲの花言葉は「威厳、荘厳、危険、警戒」。

ヒマラヤや中国のお口に咲く神秘的な花だったことや、高山では危険も伴うからそういう花言葉になったのかもしれません。

http://k-kabegami.sakura.ne.jp/syakunage/12.html

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しゃくなげの森

宮崎県三股町の「しゃくなげの森」のことを知人から聞き、南日本新聞でも報道され、初めて訪れた。

http://373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=16430

「約6ヘクタールの敷地に、世界のシャクナゲ約3万本が植栽される宮崎県三股町長田の「しゃくなげの森」で、多彩な色の花が満開となった。例年より10日ほど早く開花、25日ごろまで楽しめそう。
 園内には、赤いエレガンスやネパールの国花アーボレウムなど約500種類の花園が広がる。品種ごと順番に咲き誇り、4月中旬からはヤクシマシャクナゲなどが見ごろとなる。
 5月10日まで第20回「しゃくなげ花祭り」を開催中。」

高速道路の一時的値下げで、利用者が多いかと思ったけど、宮崎道はさすが?に少ないでした。

しゃくなげという花の名前が記憶に残っているのは屋久島に登山に行った折、同行者から教えてもらった。黒味岳だったと思う。

http://ww22.tiki.ne.jp/~u-jeune/souchoujyuku/yakushima/hanabana.html

ヤクシマシャクナゲ
「シャクナゲはツツジ科の植物で、日本には8種11変種あるといわれており、ヤクシマシャクナゲは屋久島固有種である。6月上旬に白やピンクの美しい花をつける。標高1000m前後から山頂までみることができ、分布区域は数千haにも及ぶ。特に宮之浦岳登山歩道の周辺に多く、開花時期に見る山頂からの眺めはとても綺麗です。ヤクシマシャクナゲの特徴は、標高の低いところのものは葉も大きく葉裏の綿毛も少ないが、標高が高くなるほど葉が小さく厚くなり、葉裏に綿毛が密生します。 」

「しゃくなげの森」に着いたのが9時半くらいで 100台とまれる駐車場もだいぶすいていた。

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2009年3月 4日 (水)

春の訪れ

連日 雨が続いて、憂鬱になりそうですが、「菜種梅雨」なんでしょうか。例年に比べて早いのは地球温暖化のせいか?

「菜種梅雨」は

http://jp.fujitsu.com/family/sibu/toukai/kisetsu/sai/sai0403-01.html によると

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3月下旬から4月上旬にかけて、菜の花(別名 菜種)の咲いている時期に降り続く雨のことを「菜種梅雨」。
菜の花をはじめ色々な花を催す(咲かせる)という意味で、「催花雨(さいかう)」という別名もあります。
同じ発音の「菜花雨」(菜種の花の雨)から「菜種梅雨」になったという説もあります。
「春雨(はるさめ)」は、このころの優しい雨のことを言う場合が多いようです。

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今日は昨日までと異なり、雨があがり、気温も少し上昇していたので、肥満解消の運動がてらお昼休みに知覧町を歩いてみました。豊玉姫神社の前では菜の花が咲いてました。

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もう小さな種子をつけてました。子供の頃、菜種油(なたねあぶら)のために、タネを集める風景がありましたが、今は見かけなくなりました。

別な場所の道端では、土筆(つくし)を見つけました。

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季節は確実に春に代わっているようです。

2008年6月23日 (月)

サンパチェンス

今朝(2008.06.23)のNHKのニュースを見ていたら、「サンパチェンス」という新品種の花を紹介していた。

サカタのタネ(株)開発の新品種のようですね。

http://www.sakataseed.co.jp/recommend/flower/SupPatiens/tokuchou/tokuchou.html

「サンパチェンス」は「サン」(Sun:太陽)+「パチェンス」(Patience:忍耐)が品種名の由来。暑さや強い日差しに耐える。 

CO2削減効果や、気温の上昇を抑える作用があるそうです。

http://www.sakataseed.co.jp/hotnews/2008/080325.html

環境にやさしい植物のようですね。

インパチェンス(Impatiens:ラテン語の「耐えない」、種子が成熟すると果実がはじけて、種子を飛散させる)属の種間雑種によって生まれた。

ちなみに英語のImpatientは(「patient」が「忍耐」、「忍耐強い」ですから、その否定の意味で)

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=impatient&stype=0&dtype=1

1)がまんできない、耐えられない。

2)待ちきれない、切望する。

今度、園芸店に行ったら、サンパチェンスを探してみよう。