フォトアルバム

学ぶ Feed

2009年2月13日 (金)

冬虫夏草

昨日のNHKBSの「熱中時間」は興味深かった。

http://www.nhk.or.jp/nj/

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=104&date=2009-02-16&ch=10&eid=28522

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

冬虫夏草の採集に熱中する京都府の画家・大竹茂夫さん(53)。生きた虫にとりついて菌糸を伸ばし、やがて宿主をとり殺す不思議なキノコ。大竹さんが描く幻想的な絵画を交え、その妄想世界を探訪する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ignatius/index.htm

「冬虫仮装館の秘密」と題されたHPで彼の作品を見ることができる。

「冬虫夏草」(とうちゅうかそう、ふゆむしなつくさ)

Wikipediaによると

冬は虫の姿で過ごし、夏になると草になると考えられ、名前がつけられたらしい。

滋養強壮、抗腫瘍、鎮静、鎮痛、結核菌の生育抑制、免疫抑制など多方面の薬理作用があるようである。

世の中にはいろんな熱中人がいて おもしろい。

2008年9月 6日 (土)

サーチャージ

「サーチャージ」

北京五輪で活躍した卓球の福原愛選手の「サー」は関係ありません。

最近、新聞、テレビなどでこの言葉 知りました。

Wikipediaでは、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B8

「旅客、貨物輸送に際して運賃に加えて旅客、荷主に付加される諸料金のこと」

「燃油サーチャージ」とは

http://www.jata-net.or.jp/0708surcharge_guide.htm

「原油の高騰に伴って、航空会社の企業努力で吸収しきれない燃油価格の一部を、乗客の皆様にご負担いただく追加運賃のことです。本来であれば、燃料経費は航空運賃に含まれるものですが、燃油価格の激しい変動に対応するため、また、お客様に分かりやすくご提示するために、通常の航空運賃とは別に徴収されるものです。」

「surcharge」の「sur-」は 「Random House Webster's Dictionary of American English:ウェブスター アメリカ英語辞典」によると

「sur- comes from French, where it has the meaning " over, above, in addition"」

なるほど、フランス語が語源で「超えて、付け加えて」ですか。

例として surcharge, surname, surrenderがあげている。

survive, surroundも関連するかもしれない。

「surcharge」を同辞書で調べてみると、

「an additional charge, tax, or cost added on to the usual charge」

用法例として 「a surcharge on imported oil」

なるほど、現在話題になっている原油高に連動した燃料サーチャージが辞典に載っていた。

サーチャージという耳なじみのないカタカナ英語がテレビや新聞で使われると、困る。日本語に翻訳してわかりやすく報道してほしいものである。

2008年6月30日 (月)

おんがめ

一昨日、猪俣睦彦氏(南日本放送局タレント:むっちゃん)の講演を聞いた(2008年6月28日)。

http://www.mbc.co.jp/person/inomata.html

笑いを誘い、聴衆を眠くさせない、語り口でした。

薩摩狂句のラジオ番組「さつまお笑い劇場」を長く担当しているだけあって、鹿児島弁が上手です。

http://www.mbc.co.jp/radio/owarai/index.html

講演の中で、「おんがめ」という鹿児島弁がでてきた。

「蟷螂(かまきり)」のことらしい。初めて聞いた。

http://hougen.atok.com/dialect/showtop.sv?did=12&what=search

今は亡き瀬川洋一郎氏(2005年7月12日、享年75歳)から聞いた話を語ってくれました。

http://opensesami.mo-blog.jp/idea/2005/07/post_e71e.html

「おんがめ」という言葉は、「拝む」が語源らしい。英語では

蟷螂(かまきり)のことを「mantis」もしくは「praying mantis」と言う。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E8%9F%B7%E8%9E%82&stype=0&dtype=3

「pray」はご存知のように「祈る」である。http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=pray&stype=0&dtype=1

西洋人も 蟷螂を見て、薩摩の人同様、神仏に祈る姿を想像したようである。

最近、若い人は特に、流暢な鹿児島弁を話す人が少なくなっていってますが、瀬川洋一郎氏から猪俣睦彦氏へ、猪俣氏から たくちゃん(野口たくお氏)に鹿児島弁の語り部として鹿児島弁を 伝えていって欲しいものです。http://www.mbc.co.jp/person/noguchi.html