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2011年4月

2011年4月26日 (火)

ミヤコザサ

2011年4月24日日曜日

天候:小雨

鹿児島市内は晴れていたのに、えびの高原は霧、小雨。

えびの高原 池めぐり 自然観察会参加。

81歳の師匠は、年齢を感じさせない知力、体力に脱帽。

いろんな 植物を教えてもらったが、記銘力障害のため、ほとんどを忘れる。

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「ミヤコザサ」漢字で書くと「都笹」、学名が「Sasa nipponica」

名前の由来が、京都の比叡山で発見されたので、この名前とのこと。

鹿に食べられているそうである。

山で見かける笹は 「クマザサ」を思い出すが、クマザサは霧島には無いそうです。クマザサは「熊笹」ではなく、「隈笹」。葉に隈取りがあるのが、名前の由来。葉が越冬するときに縁が枯れて隈取りになる。 

なるほど。初めて知った。今回は途中で、雨が強くなりそうで、天候の回復が見込めず、途中で中止となったが、昼食のときに師匠をはじめとするガイドの方々とお話ができて、又 機会があれば 是非参加したい。

agglutinate

2011年4月24日(日曜日)

霧島えびの高原外気温4度。

池めぐり 自然観察会参加のため、「えびの高原エコミュージアム」に集合。

展示物を見学。

「agglutinate」(「アグルチネート」)という言葉発見。

韓国岳の説明英文で、

「Observing its section, you will understand that Mt.Karakunidake's mountain body is made up of an agglutinate consisting of at least three units.」

日本語では、「その断面から、韓国岳は少なくとも3つのユニットからなるアグルチネートで山体が作られていることがわかります。」

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Yahoo 知恵袋で、「アグルチネート」とは

「玄武岩質の溶岩などが噴水のように溶岩を飛ばす噴火をすると、そのしずくはスコリアと呼ばれるテフラや、火山弾になって周囲に飛散します。噴火の直後は、それは高温で有り、周りは固まっていても中心部分はまだ溶けていたりします。そういったテフラが、厚く積もると、それぞれの持っている熱で再び溶けだして、そのまま火口から流れていきた溶岩とは違った形状の、がさがさしたものが唐揚げのようにくっついたものを作り出します。これがアグルチネートです。下部はバラバラのスコリア層でその上をクランキーチョコレートのコーティングみたいに覆っているのをよく見かけます。」

学生時代、赤血球凝集素のことを「hemagglutinin」と言ったのを思い出した。

「agglutinate」は、「膠着、接合する」と訳されている。

石黒耀(いしぐろ あきら)著、「死都日本」の舞台がえびの高原の噴火が起点であるだけに、新燃岳の噴火を見るにつけ、地学に興味がでてきた。

2011年4月25日 (月)

犬飼滝

2011年4月24日

和気公園(牧園町中津川、和気神社)の第8回「藤まつり」に行き、すぐそばの犬飼滝を見たくなって、行った。

Img_1524_13 坂本龍馬が乙女姉さんに宛てた手紙の中で、

「此所は、もう大隅の国にて和気清麻呂が庵結びし所。陰見の滝其の布は十間も落ちて、中程には少しでもさわりなし。実、この世の外かと思われ候ほどのめずらしき所なり。此所に十日計も止りあそび、谷川の流れにて魚をつり、短筒をもちて鳥をうちなど、まことにおもしろかりし。」

司馬遼太郎著「竜馬がゆく」で、和気神社、犬飼滝のことを知り、ここを訪れるのは2-3度目である。

このあたりで、龍馬が魚釣りや、ピストルを撃ったりしていたかと思いをはせた。

NHK-TVドラマの「龍馬伝」で、塩浸温泉が全国で有名になり、観光客が放映後、にわかに増えた。放映される前は 龍馬お龍新婚湯治碑(楠元香代子さん作)があるのに ほとんど車を降りて、見学する人もまばらだった。

TVでは、たしか和気神社、犬飼滝、栄之尾温泉は放映されてないので、塩浸温泉ほど、訪れる人は少ないであろう。眞にもってTVの影響は大きい。塩浸温泉の前を車で通り、多くの観光客をみるたびに テレビを見るより、活字を読め と言いたいのは私だけ?。