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2008年5月

2008年5月28日 (水)

麻疹2

http://shibaryo.synapse-blog.jp/shibaryo/2008/02/post-1d13.html

以前、本ブログで、麻疹ワクチン2回接種の重要性について述べたが、

NHKの「ためしてガッテン」(5月21日放送)でも、2回接種の重要性について、語られている。

http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2008q2/20080521.html

2007年に麻疹(はしか)に感染した人の約2割は麻疹の予防接種を1回受けたことがある人達だった。「実は予防注射で作られる免疫抗体は、自然に感染してできた免疫抗体よりも若干弱いのです。しかも免疫抗体は、数年から数十年で消えてしまうことがあるのです!」

今の若い人で、1回しか麻疹ワクチンを接種してない人は、要注意。

鹿児島県のHPでは

http://www.pref.kagoshima.jp/kenko-fukushi/kenko-iryo/kansen/hasseidoko/shikkan/index3.html

5月12日現在の報告では、本年1月から計18例の発症(5類感染症に該当:すべての診断した医師は7日以内に報告、但し、麻疹は可能な限り24時間以内)が報告されている。

http://www.pref.kagoshima.jp/kenko-fukushi/kenko-iryo/kansen/hasseidoko/chosa/masinnhuusinn.html

世界保健機構(WHO)は日本を含む西太平洋地域において、2012年までに、この地域から麻疹を排除する目標を定めている。

「麻疹輸出国」の不名誉な称号をいただいている日本、汚名返上できるか。

2008年5月27日 (火)

中岳

5月25日(日)、梅雨入りを思わせた前日の雨が降り止んで、午後からの降水確率10%。1週間前は、ミツバツツジを見ましたが、

http://shibaryo.synapse-blog.jp/shibaryo/2008/05/post-fd7e.html

梅雨に入ってしまうとミヤマキリシマが見れなくなると思い、又、今週も霧島に行きました。

今回は湯之野から中岳をめざしました。初めてのルート。

http://map.yahoo.co.jp/pl?sc=3&lat=31.44.15.014&lon=130.45.55.192

登り口をでたのが12時。新燃岳と中岳の中間の鞍部まではほとんどが森の中。約1時間半?、出会ったのはわずか3名であった。このルートは起伏はゆるやかで、歩きやすいが、あまり、有名ではないようでした。

http://www.mnet.ne.jp/~jyukunen/root01.html

中岳に着いたら、おなかぺこぺこで、遅い昼ご飯にした。昼食は、途中、嘉例川駅で買った「かれい川弁当」。今回で、食べるのは2回目。2回とも霧島山中。列車の中ではないが、美味しい。満腹で、余計に買ったガネ2個は子供へのお土産となった。

お品書きによると、シイタケと竹の子の炊き込み御飯。ガネ(野菜の天麩羅:鹿児島弁で、蟹のこと、揚げあがった形が蟹に似ている)。千切り大根の煮物、味噌田楽(茄子と南瓜)。大根と人参の酢の物。コロッケ(シイタケと竹の子を混ぜ込んであり、肉が入ってない)。

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中岳から見る高千穂の峰は素晴らしい。ミヤマキリシマも先週と比べ、綺麗に咲いて、見頃とのことでした。

湯之野から、中岳へのルートは初めてであったが、なかなかいいルートでした。

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2008年5月26日 (月)

禁煙補助内服薬

以前、禁煙経口治療薬について、ブログで紹介したことがありますが、

http://shibaryo.synapse-blog.jp/shibaryo/2008/01/post-cff1.html

5月8日から発売され、処方できるようになりました。

5月23日(金)の南日本新聞では、この新薬の「光」と「影」が同じ日に掲載されてました。

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日本の治験での禁煙達成率は内服開始12週後は65%、1年後の持続禁煙率 35%。国内での臨床試験の副作用では、吐き気がでたが、中止したのは2%とのこと。

一方、「禁煙薬で意識障害」により米国連邦航空局が航空機操縦士において使用禁止の記事も掲載されました。

http://mainichi.jp/select/world/news/20080522k0000e040069000c.html

米国の飛行機の操縦士は「視覚障害、痙攣、意識障害」などの発現により、この禁煙薬の使用が禁止されたとある。国内での販売開始わずか2週間でのこの報道は衝撃的である。パイロットがだめであれば、車の運転手をはじめ、一般人もだめということにはならないのか?

思うに、「鳴り物入り」で発売された新薬が本当の評価を得るには、時間が必要ということでしょう。この新薬、思わぬ副作用で、消えていく可能性もある。

2008年5月20日 (火)

ミツバツツジ

5月18日(日)、天気快晴。

霧島にミツバツツジを見に行きました。

普段は登山口の新湯温泉に停める車は少ないのですが、ミツバツツジを見るためか、ものすごい車でした。

途中、フジの花も見頃でした。

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「霧島の花ごよみ」(大工園 認著、南日本新聞社)によると

「ヤマフジ」(マメ科)のようです。先日、知人宅のフジは花が終わって、実が細いマメになってるのを思い出しました。

新燃岳と獅子戸岳の中間の分岐点である鞍までの新湯側及び、鞍から新燃岳の登りのところにお目当てのミツバツツジが咲いてました。

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Cimg2165 名前の由来は

ひし形をした3枚の葉をもつためのようですね。

新燃岳の頂上ではミヤマキリシマも見頃でした。中岳には行きませんでしたが、もっと見頃だったようです。

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足元を注意深く見るとリンドウの花も可憐に咲いてました。

新燃岳から、新湯温泉側に引き返しましたが、往復10数kmの登山は疲れました。若い頃と違って、最近はいろんな花を見るために山歩きを楽しんでます。

中高年の登山客の数の増加は驚くべきものがあります。

志布志を朝7時に出発して、ミツバツツジを見るために山歩きをされていた70台のご夫婦、自分もああいう風になりたいです。