フォトアルバム

« ミツバツツジ | メイン | 中岳 »

2008年5月26日 (月)

禁煙補助内服薬

以前、禁煙経口治療薬について、ブログで紹介したことがありますが、

http://shibaryo.synapse-blog.jp/shibaryo/2008/01/post-cff1.html

5月8日から発売され、処方できるようになりました。

5月23日(金)の南日本新聞では、この新薬の「光」と「影」が同じ日に掲載されてました。

Img_0001_10

日本の治験での禁煙達成率は内服開始12週後は65%、1年後の持続禁煙率 35%。国内での臨床試験の副作用では、吐き気がでたが、中止したのは2%とのこと。

一方、「禁煙薬で意識障害」により米国連邦航空局が航空機操縦士において使用禁止の記事も掲載されました。

http://mainichi.jp/select/world/news/20080522k0000e040069000c.html

米国の飛行機の操縦士は「視覚障害、痙攣、意識障害」などの発現により、この禁煙薬の使用が禁止されたとある。国内での販売開始わずか2週間でのこの報道は衝撃的である。パイロットがだめであれば、車の運転手をはじめ、一般人もだめということにはならないのか?

思うに、「鳴り物入り」で発売された新薬が本当の評価を得るには、時間が必要ということでしょう。この新薬、思わぬ副作用で、消えていく可能性もある。

コメント

コメントを投稿