犬飼滝
2011年4月24日
和気公園(牧園町中津川、和気神社)の第8回「藤まつり」に行き、すぐそばの犬飼滝を見たくなって、行った。
「此所は、もう大隅の国にて和気清麻呂が庵結びし所。陰見の滝其の布は十間も落ちて、中程には少しでもさわりなし。実、この世の外かと思われ候ほどのめずらしき所なり。此所に十日計も止りあそび、谷川の流れにて魚をつり、短筒をもちて鳥をうちなど、まことにおもしろかりし。」
司馬遼太郎著「竜馬がゆく」で、和気神社、犬飼滝のことを知り、ここを訪れるのは2-3度目である。
このあたりで、龍馬が魚釣りや、ピストルを撃ったりしていたかと思いをはせた。
NHK-TVドラマの「龍馬伝」で、塩浸温泉が全国で有名になり、観光客が放映後、にわかに増えた。放映される前は 龍馬お龍新婚湯治碑(楠元香代子さん作)があるのに ほとんど車を降りて、見学する人もまばらだった。
TVでは、たしか和気神社、犬飼滝、栄之尾温泉は放映されてないので、塩浸温泉ほど、訪れる人は少ないであろう。眞にもってTVの影響は大きい。塩浸温泉の前を車で通り、多くの観光客をみるたびに テレビを見るより、活字を読め と言いたいのは私だけ?。
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