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2010年5月10日 (月)

投薬

「投薬」という言葉、

「投」げる。なんとなく、乱暴な言葉のように響く。

京都国立博物館で、長谷川等伯の大きな釈迦涅槃像を見たが、そのときには気づかなかった。入滅されるお釈迦様の周りにある左側の沙羅双樹の木に薬袋がぶら下がっている。これは、母の摩耶夫人がお釈迦様の病状が良くなるように、天上界から、薬を届けたが、実際は届かなかった。

「投薬」という言葉と、有名な釈迦涅槃像が関係があるとは思わなかった。

何気なく頻用している言葉の重みを感じさせた。「言霊」。

http://nobu1020.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-5d46.html

それにしても、5月の連休中の長谷川等伯展 博物館の中も外も多かった。それでも見てよかった。

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