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2009年10月 5日 (月)

矢岳

10月4日(日)晴れ

山の師匠 D先輩に教えてもらって、矢岳(1131m)を初めて登る。

高千穂河原を10時半頃 出発。古宮址(ふるみやあと)の左側から登山道を入って行くのだが、出発点の標識が無く、戸惑う。山の師匠 D先輩がメールで「神社階段下を左に行き、小川を横切る」と教えてもらっていたので、ゆっくり探して やっと見つかる。中岳、高千穂の峰のルートの表示はあるが、矢岳へのルート表示が無いのは困る。

Img_2817 Img_2818大幡山岳会が作ってくれた標識はありがたかったが、矢岳と竜王山のT字路に向かうルートと皇子原に向かうルートの分岐部で迷って、間違って?皇子原コースから矢岳に登るコースを選択してしまい、急斜面を降りて登って大変だった。昔あったアスレチックコースかと思った。なんとか、ミカエリソウの草花を見ながら矢岳の頂上にたどり着く。

途中会ったのはわずか 五名。

Img_2834 Img_2835 右端が夷守岳(1344m)、その左が大幡山(1353m)、大幡はだいぶ前に登ったことがあるが、夷守岳はまだ登ったことがない。矢岳の頂上で出会った60代後半とおぼしき女性二人連れは山に詳しく、夷守岳は「夏はまむしが多いのよね」。蛇嫌いの私には鬼門の山である。13時頃 昼食の弁当(ほか弁の幕の内大盛)を食べ、竜王山に登頂(というほどの 矢岳からの高低差は無い)。竜王山頂上からはほとんど周りの山が見えなかった。竜王山から炭化木谷に向かうルートがあるらしいが、道や標識がわからず、時間に余裕も無く、あきらめた。

Img_2819

赤い実をつけた木は「ヤマボウシ」というそうだ。熟した実はおいしいそうだが、私のはまだ熟してなくて美味しくは無く、吐き出してしまいました。

ヤマボウシはみずき科で、白い花を咲かせ、白い頭巾をかぶった山法師に見立てたらしい。ぴんと来ません。

竜王と矢岳の中間のT字分岐部から涸谷に下る。 Img_2841 こちらのルートがずっと楽だ。少し歩くと 友人のSさんと会う。彼も 私同様 D先輩にそそのかされて?ミカエリソウを見に矢岳に向かう。でも もう15時過ぎ。聞けば、14時過ぎに高千穂河原出発。間違わずに、来てるとはいえ、これから矢岳に登って帰るとすると時間大丈夫?

(あとで 電話があり、T字分岐部で、引き返し 矢岳に登らなかったとのこと。無事で正解だったと思う。)

Img_2843 この木はケナシアオハダ(もちのき科)?「毛無青肌」(葉の裏面の脈に沿って毛が無いもの) つい赤い実に目がいって、木の名前が正確かは不明。

行きは一人での初めてのコース。行き帰り、出会ったのは7-8名。帰りは行きと途中から同じだったので、安心して帰れた。16時半に高千穂河原の駐車場にたどりつき、途中 温泉に入って帰った。

環境省の自然公園財団 「高千穂河原ビジターセンター」と「高千穂河原パークサービスセンター 」と似たようなご立派な2つの「箱物」より、お金はあまりかからないと思うが、安心、安全の標識をきちんと整備して、初心者が 道に迷わないようにしてほしい。

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