おんがめ
一昨日、猪俣睦彦氏(南日本放送局タレント:むっちゃん)の講演を聞いた(2008年6月28日)。
http://www.mbc.co.jp/person/inomata.html
笑いを誘い、聴衆を眠くさせない、語り口でした。
薩摩狂句のラジオ番組「さつまお笑い劇場」を長く担当しているだけあって、鹿児島弁が上手です。
http://www.mbc.co.jp/radio/owarai/index.html
講演の中で、「おんがめ」という鹿児島弁がでてきた。
「蟷螂(かまきり)」のことらしい。初めて聞いた。
http://hougen.atok.com/dialect/showtop.sv?did=12&what=search
今は亡き瀬川洋一郎氏(2005年7月12日、享年75歳)から聞いた話を語ってくれました。
http://opensesami.mo-blog.jp/idea/2005/07/post_e71e.html
「おんがめ」という言葉は、「拝む」が語源らしい。英語では
蟷螂(かまきり)のことを「mantis」もしくは「praying mantis」と言う。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E8%9F%B7%E8%9E%82&stype=0&dtype=3
「pray」はご存知のように「祈る」である。http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=pray&stype=0&dtype=1
西洋人も 蟷螂を見て、薩摩の人同様、神仏に祈る姿を想像したようである。
最近、若い人は特に、流暢な鹿児島弁を話す人が少なくなっていってますが、瀬川洋一郎氏から猪俣睦彦氏へ、猪俣氏から たくちゃん(野口たくお氏)に鹿児島弁の語り部として鹿児島弁を 伝えていって欲しいものです。http://www.mbc.co.jp/person/noguchi.html
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