「最も遠い銀河」白川道
「遠い銀河」
光、生まれる朝
光、支配する午後
光、眠る夜
生まれいでたる光輝かざれば
夜の闇に朽ちるのみ
一瞬の光は
永遠の輝きをもって
遠い銀河に眠る
作品の中の登場人物「李京愛」(美貌のジュエリーデザイナー)の詩
白川 道(1945生)の作品は「天国への階段」(2001年、幻冬舎)という作品で号泣?して、その後 いくつかの作品を読んだが、「天国への階段」に匹敵するだけの作品はなかった。最新作の「最も遠い銀河」(2009年7月幻冬舎)はいい作品である。
作者の人生が波乱万丈。作家になる前に投資顧問会社で何十億の金を動かし、女子大生と同棲しながら、1年で1億円使い切る生活を送ったり、インサイダー取引で服役したこともあるそうである。
作者の人生が小説になりそうである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B7%9D%E9%81%93
これからもいい作品が期待される。
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