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2009年1月23日 (金)

天地人

筆者の火坂雅志
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%9D%82%E9%9B%85%E5%BF%97
自分と同じ年に生まれているようで。

これまで、豊臣秀吉、織田信長、徳川家康、武田信玄、上杉謙信などは戦国時代の有名な登場人物は学校で習ったり、小説で読んだりして、耳なじみがあるのですが「天地人」に登場する上杉謙信の養子と その家老のことを知りませんでした。

家来の 前田慶次郎
漫画ででてくるのですが、
実在したようですね。
小説があれば 読んでみようと思います。

前回のNHK日曜大河ドラマは鹿児島が舞台の部分は見ましたが、後は あまり 見てません。

大河ドラマは
原作と脚本が違うことを 以前は嫌っていたのですが、前回の篤姫で
小松帯刀を登場させたのはすごいと思いました(はまり役とは思いませんでしたが)。原作を2回読んで、小松が登場しないことを確認しました。原作は 嫁姑の部分が多く ちょっと 読みづらい部分もありました。

「天地人」という言葉がどこから来ているのか?

以前 海音寺潮五郎氏の「天と地と」で謙信と信玄の話がありました。

NHKのHPでは
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http://www9.nhk.or.jp/taiga/topics/index.html
上杉謙信の伝記『北越軍談(*)』の中の謙信の言葉(謙信公語類)からきている。
*上杉謙信、景勝、上杉家の家臣などの軍記物

「輝虎(謙信)公曰く。天の時、地の利に叶(かな)い、人の和とも整いたる大将というは、和漢両朝上古(じょうこ)にだも聞こえず。いわんや、末代なお有るべしとも覚えず。もっともこの三事整うにおいては、弓矢も起こるべからず、敵対する者もなし」

大将というのは「天・地・人」の3つの条件が揃うことが理想だが、そんな人物は日本や中国の歴史どころか神話の時代にも聞いたことがない。もっとも3つの条件が揃うようなら、戦争も起こらないし、その大将に敵対する人物も現れないだろうと語っているのだ。

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http://www.epochtimes.jp/jp/2005/03/html/d59779.html

中国では古来より事を成就するのに必要だと言われてきたのが、「天の時」「地の利」「人の和」である。「天、地、人」は世界を形成するものとして「三才」という。三国を考えてみると、曹操が天子(皇帝)を側に抱えて諸侯に命令を下して「天の時」をとり、孫権が地理的に有利なことから「地の利」」をとり、劉備が諸葛孔明を得て「人の和」をとったと考えられる。すなわち三国は「天の時」、「地の利」、「人の和」という三分ともいえる。

老子の『道徳経』には
人法地、地法天、天法道、道法自然。
(人は地を法とし、地は天を法とし、天は道を法とし、道は自然は法とする)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「天地人」というタイトルに感心しています。

さて、時代は下って米沢藩主になった上杉鷹山(宮崎から養子)は 経済立て直しで有名で、大河ドラマで取り上げてくれると今の時代にふさわしいですが 今回のドラマで 10年はないでしょう。
(全国各地から オラの県を取り上げてくれの陳情があるでしょうから)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%9D%89%E9%B7%B9%E5%B1%B1

話が 海音寺潮五郎氏に戻りますが、彼は自分の原作を映像化することを必ずしも賛同しなかったようである。

Wikipediaでは

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E9%9F%B3%E5%AF%BA%E6%BD%AE%E4%BA%94%E9%83%8E

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海音寺潮五郎は昭和44年(1969年)4月1日、「今後、一切、新聞・雑誌からの仕事は受けない」という旨の引退宣言を毎日新聞上で発表して、世間を驚愕させた。あたかもこの年、1月からNHK大河ドラマとして海音寺の作品を原作とする『天と地と』の放送が開始されており、その影響もあって著作がベストセラーとなっていた最中の、まさに人気絶頂での引退表明であった。原作発表から既に10年近くが経過しているなかで、マスコミの力を借りなければ作品が読まれない状況に不満を抱いての引退宣言であるとの見方が一般的であった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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