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2008年1月28日 (月)

杏林

杏林大学、杏林製薬と言う名前は有名ですが

どうして、「杏林」というのだろう。

語源はwikipediaや「生薬単」(原島広至著:NTS)によると

中国の三国時代の呉の国に董奉(とうほう)という医師がいて、貧しい患者には治療代を受け取らない代わりに杏(あんず)の実を植えさせた。いつの日か実が樹となり、林となった。医師ないし名医を「杏林」と呼ぶようになった。

東洋医学においては杏(あんず)の種を気管支喘息の治療に用いてきた(杏仁、これを服用するために甘くゼリー状にしたのが杏仁豆腐である)。杏という字は、「口に入れて食べておいしい実のなる木」を表している。

喘息の患者さんが杏仁豆腐を食べて、症状が改善しましたという話は聞いたことがありませんでしたが、杏仁は使われて無いようですね。杏仁の代わりにアーモンドエッセンスが使われているそうです。

杏林大学は行ったことありませんが、キャンパスには杏(あんず)の樹がたくさん植えられており、毎年その花や実が訪れる多くの人を癒しているそうです。

杏仁は主な薬効は鎮咳作用。漢方では、鎮咳、去痰のために用いられる。

杏林製薬が「ムコダイン」(去痰剤)や「キプレス」(気管支喘息治療薬)を発売しているのも何かの縁か?

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