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2008年7月 2日 (水)

茨の木(いばらのき)

さだまさし著「茨の木」(幻冬舎)を読んだ。

http://www.sada.co.jp/book.html

http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=102052

さだまさしは 吉田正美とのDUOの「グレープ」(1972-76)の頃の曲が、一番好きだったかもしれない。ライブやラジオ放送での話術もうまいが、言葉をよく知っているためか、小説を書かせても、なかなかのものである。今回の作品は、さだ が 小さい頃から習って賞までとったバイオリンが題材である。個人的には彼の書いた小説では「眉山」が一番、「解夏」が二番だろうか。映画の影響も大きいかもしれない。又、「精霊流し」以来の4番目の映画化になるかもしれない。

その前に読んだ「眉山」(幻冬舎)が原作も映画も感動したので、新作を読みたくなって、読んだ。「眉山」では、末期がんにおかされた江戸っ子の母親が原作、映画ともに良かった。(映画では宮本信子演) 涙、涙、涙であった。

http://bizan-movie.jp/index.html

「解夏」(げげ)(幻冬舎)

http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=100625

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=4224

映画ではベーチェット病で視力低下していく主人公を演じた大沢たかおも上手だったが、舞台となった長崎の風景(お寺や墓地など)が良かった。

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