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2008年3月10日 (月)

サワーポメロ

サワーポメロが美味しい季節である。

英語にすると 「sour pummelo」か。

「sour」は「酸っぱい」、pummeloは「文旦」。それでは、甘い文旦があるのか?

pummeloはLongmanの英英辞典に載ってない。極東が原産国であるためか。

http://www.hort.purdue.edu/newcrop/morton/pummelo.html

「文旦」を鹿児島では「ぼんたん」「ボンタン飴」と呼ぶが、「ぶんたん」が標準的読み方か。清国広東省の通商商船船長「謝文旦」由来とのこと。グレーププルーツ、ナツミカン、八朔、晩白柚も文旦が原種のようである。

グレープフルーツジュースと医薬品(Ca拮抗薬、高脂血症薬:アトルバスタチンなどの)との相互関係は有名であるが、飲み合わせで問題になるのは、グレープフルーツだけではないということである。柑桔系果物のなかではグレープフルーツのほかに文旦、八朔、橙(ダイダイ)が相互作用が報告され、レモン、カボス、温州みかん、バレンシアオレンジは相互作用がないと報告されている(原島広至著「生薬単」:NTS社)。

Ca拮抗薬を服用されている人は、これらの果物を食べるときは、薬が効きすぎたりすることがあるので、注意が必要である。

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